冬とホットチョコレート
    2008.12. 2 [ Tue ] 19:21

ご無沙汰してしまいました。

 

夏は家族を連れて1ヵ月ほど東京におりました。秋はトスカーナから動きませんでしたが、なんだかんだと慌しくしており、ふとカレンダーを見ると12月!なんと、2008年がすでに後姿を見せつつあります。

 

というわけで、久しぶりにブログを再開致します。以後、もう少しマメに更新致しますので、どうぞ宜しくお願いします。

 

この時期、イタリアはどこのスーパーに行っても、すでにクリスマスの飾りやお菓子が山盛りになっています。

暖かかった11月が下旬になって突然寒くなり、あっという間に冬が到来しました。ミラノでは11月24日に初雪。昨日1日もまた雪。ここシエナは幸い雪があまり降らない地方なので、雨こそ降れど、雪は降りませんでした。何年かに一度雪がちょっと積もるともう大変です。なにしろ丘陵地帯で上り下りだらけですから、スノータイヤ程度では滑ってしまいます。

 

寒い時期にはなんと言ってもホット・チョコレート。イタリアのはドロドロのもったりしたタイプです。そこに、ホイップクリームを載せ、もう、カロリー爆発というようなものを頂きます。とくにスキー場で手足が凍えている時などは最高です。しかし最近はスキーをやらないので、これを街中のカフェでオーダーして食べると、あとどうやってカロリーを消費するんだ!?と誰かに怒られそうですが。

 

米国の金融ショック以来イタリアも打撃を受けていますが、高級品の売り上げが伸びたなど、別の一面も目立ちます。先日は新聞を読んでいたら、こんな記事がありました。Patek Philippeの高級腕時計17000ユーロ(今のレートだと220万円強ですか)が、3日で限定50個売り切れ。これはミラノのモンテ・ナポレオーネ通りの話。

 

また、プラダの高級携帯電話がすでに百万個売れたそうで、大ブームになっているそうです。

そうかと思うと、価格破壊がますます進み、イタリアの中小企業も痛手を受けています。靴業界の知人に言わせると、 cioccola.jpg安いメイド・イン・チャイナに押しやられて、リーズナブルな靴を作っていた企業や職人さんが危ない。逆に特殊な高級品を作っていた所は逆に伸びているとか。

 

いろいろと考えさせられることが多い時期です。でも、とりあえずはホットチョコレートをなめながら、身体を温めまることにします。

 

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プロダクトデザイナー/ライター

佐藤 まどか

東京出身、イタリア在住。1988年ミラノDomus Academy デザイン科マスターコース奨学生として入学。卒業後ドメニコ・アンブロジーノとミラノにデザインスタジオ「etazoo」を開設。内装、家具、ジュエリー、医療機器など様々な分野のデザインを手がける。2000年に本拠地をトスカーナに移転。ユニットを「ambrosino&sato」に改名、現在に至る。現在はトスカーナの田園風景とミラノ・東京間を行き来している。童話作家としても活躍している。主な著作は『水色の足ひれ』。