官能の音韻的音響論、あるいは昭和歌謡
essay - エッセイ    2010.02.26 [ Fri ] 10:19

新大阪から品川まで、特に何をするでもなく、ぼ〜っと過ごした。


車内アナウンスが、無線LAN接続ができるという旨を伝えていたので、返せていなかったメールでも書こうと思ってパソコンを立ち上げたが、どうも無線LANを使うにはそれぞれで接続サービスに申し込んでいる必要があるようだったので、断念。


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気持ちを切り替えて、やはりぼ〜っとすることにする。


時速300Kmで過ぎてゆく景色を楽しみながら、時速3Kmくらいの思考を巡らせていた。


すると、アタマが休まったからか、面白そうなアイデアが次々と浮かんで来て、脳内を回り出し、あるべき形に姿を変え、熟成していった。


そういえば『24時間のための音楽』も、学生の頃にこうやって生まれたんだった。これらのアイデアも、いつか具現化できる日が来るのだろう。楽しみだ。


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そして、新幹線での後半戦は、菊地成孔氏の『スペインの宇宙食』という本を読んだ。


先日のトークセッションの後、ヒューマンメディアの小野打氏に「『24時間のための音楽』、これって画期的だね!」と嬉しそうに言っていただきました(ありがとうございます、笑)。そして、菊地成孔って人も音楽史に関して面白い見解を持っている人だから、著書を読むとイイよと勧められたのでした。


ので、さっそく菊地氏の著書を大方全部注文し、少しずつ読んでいます。ただ、読み始めると面白いので、"少しずつ"というわけに行かないのが、難点と言えば難点。


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と、今回のタイトルと関係のない話が延々と続いた後、最後に本題。


大阪に行ってて思い出したのですが、あの名曲『大阪で生まれた女』が、今カバーされて出ていますね。


この前、どこかのお店で有線で流れていて、思わず泣いてしまいましたよ、、。自分が東京に出て来た時のことを思い出して。。


http://www.youtube.com/watch?v=aZ1SczCutl8


どうも最近、"自己啓発ソング"とでもいうような、なんだかコンビニでちょっと耳にしただけなのに、自己を啓発させられそうなシンドイ歌が多い気がして、笑、J-POPの歌詞は記号として聞くようにして意味は拾わないようにしていたのですが、この歌はすんなりと歌詞が聞こえました。


素直でイイです。。昭和歌謡の色気です。


昭和歌謡と言えば、私のEP『ON』『OFF』や『HOME』でも歌ってくれたPerlaが、ファーストシングルとして、山本リンダの『どうにもとまらない』をカバーしてますね。


http://www.youtube.com/watch?v=awS8Id2_m7A



スゴいですね、、阿久悠、都倉俊一ですよ。。怖いです。


作曲家/音楽家

JETT.A

浅川真洋による、クリエイティブユニット、作曲家、音楽家。数多くのTV番組やCMの音楽、東京ジャズ2009、2010のオープニング曲や、日本コロムビア100周年サウンドロゴ、2016年東京オリンピック構想のイメージ曲などを担当。現場にて着実に頭角をあらわし、海外からの評価も高い。