書かなくても書いてあるでも書く
    2007.10.30 [ Tue ] 11:29
書店へ行って、「デザイン書のコーナー」の前に立ち、目についた一冊
の「デザインに関する本」をなにげなく開いてその文章を読む。
『わー 書かれてある。』そういう経験をするわけです。

何年にもわたってブログを書いていると、デザインにまつわることも相
当書いています。そうすると誰かが言った事といつのまにか「重複」す
るわけです。

「掃除」「整理」「捨てる事」「見る事」「直感」「情熱」「継続」
「ふつう」「常識」

これらのキーワードは時代によらず人によらず仕事をしているとどうし
ても通ることになってしまいます。

建築家のインタビュー集を読んでいて『ほとんど雑誌は読まない。特に
建築にまつわるものは』と複数の建築家が発言しているのを読んで当時
違和感を感じていたのですが、その意味がやっとわかったような気がし
ます。

どうしても「重複(かぶる)」するんですね。言葉が。

さりとて自分が歩んで来た道でそういう言葉がひっかかったり、大切と
思って来た事に変わりはないわけです。
ましてや特別な「用語」でも言い回しでもない「概念」そのものの言葉
をまたいではいけないわけです。

そう言う言葉に「先住件」も「特許」もありません。しかし見ちゃった
ら知っちゃったら意識してしまいます。だから読むのが怖い。(怖いけ
ど時々覗くところがおかしいのですが)


しかしあえて「わたしのことば」でそういうことを書いています。




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プロダクトデザイナー

秋田 道夫

1953年大阪生まれ。1977年愛知県立芸術大学美術学部デザイン科卒業トリオ株式会社(ケンウッド)、ソニーデザインセンターを経て1988年よりフリーランスとして公共機器や生活家電のデザインを手がける。デバイスタイルのサーモマグコーヒーメーカーや一本用のワインセラー、六本木ヒルズのセキュリティゲート、他にも公共性の強いデザインとして、「LED 交通用薄型信号機」やICOCAの入金専用機を手がける。